天王台地区社協では、毎年「ふれあいの集い日帰りバスツアー」を開催しています。当地区社協地域内に在住の独居の方を対象に、福祉バスを利用し目的地での交流やランチを共にして、高齢者の仲間作りを目的としています。

　令和５年度は、６月２２日（木）に成田方面へ行ってまいりました。梅雨の真っ只中、我孫子を出発する時には雨模様でしたが、途中、雨もやみ空が少しずつ明るくなり気分も晴れやかになりました。

　最初に訪れたのは「成田宗吾霊堂」です。江戸時代、重税に苦しんだ農民救済のため、幕府に直訴を決行した義民「佐倉宗吾」の生涯を立体パノラマで展示されている「宗吾御一代記館」を見学しました。見学後は本堂裏手にあるあじさい園を散策しました。ガクあじさい、柏葉あじさい等様々な種類と色とりどりの花に包まれながら散策を楽しみました。

　見学の後は、「川豊別館」にて和食の御膳を囲みながら美味しいランチをともにし会話も弾みました。そして昼食後は「なごみの米屋」にて和菓子や千葉名産品などの並んだ店内で買い物を楽しみました。

　最後は栄町にある県立「房総のむら」に寄り、昔の商家の町並みや武家屋敷、農家などを見学し、少しタイムスリップした気分になったところで帰路につきました。

　3年間のコロナ禍により、バスに乗って観光地へ出かけたり、一緒に見学して食事をしたりする機会が少なかったことと思います。「初めて参加して至れり尽くせりでとても良かった。また参加したい」「食事も美味しかった」などの声が聞かれました。

　ツアー参加者の皆様、大変にお疲れ様でした。ありがとうございました。少しでも喜んでいただければ幸いです。来年も皆様とともに楽しめる企画を用意したいと存じます。